マウンド近くの取水口につなげたホースを6人がかりで持って放水すると、黒々としたグラウンドに、虹が現れた。阪神甲子園球場は夏の高校野球に向けた準備のまっただ中。内野の土を普段の倍以上深い5センチまで掘り返し、ローラーで固める。春から酷使されてきたグラウンドに空気を含ませ、保水力を復活させる作業。冬の大規模な整備と合わせて、半年に一度の欠かせない工程だ。
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ドローンで空から甲子園
阪神園芸が整備に力を注ぐ甲子園球場。この先、マウンド上空からドローンで撮影した珍しい動画がご覧になれます。
「土は生き物のように動くんで…