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日銀政策修正から1週間 専門家「金利上昇を誘導か」

日本銀行が先月31日の金融政策決定会合で、大規模緩和策を修正し、一定の金利上昇を容認して1週間がたった。長期金利は一時急上昇したが、足もとは小幅な動きだ。日銀は一定の金利上昇を容認したが、当面は超低金利を維持するとも約束し、金利を抑え込む動きをみせた。金利は当面不安定な動きが続きそうだ。


長期金利は住宅ローンや企業の借入金利の目安となる。債券市場で取引される新発10年物国債の流通利回りが指標で、7日は0・105%程度で推移。修正直後は一時0・145%に上がったが、その後下がった。


日銀は市場で大量の国債を買って長期金利を「ゼロ%程度」に低く誘導している。政策修正前は0・1%まで上昇を許容するとみられ、実際は0・030%程度で推移した。しかし決定会合直前、政策修正の観測で0・1%超に急上昇。日銀は一定の利回りで国債を無制限に買う市場調節「指し値オペレーション(オペ)」で金利を抑えた。


その後の政策修正で、日銀の黒…


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