（１８日、高校野球 日大三３―２下関国際）

１８日締め切り！ 夏の甲子園、歴代最高の試合は？ 投票ベストゲーム

甲子園の全試合をライブ中継 バーチャル高校野球

七回２死まで無安打無得点投球だった下関国際の鶴田は「あのまま無失点でいくとは思っていなかった」と静かに振り返った。

逆転された八回は「投げ急いだ」。７番から始まる相手打線に、いずれも初球を打たれて２連打された。迎えた代打高木への初球。「ボールになってもいい」と投げたが真ん中寄りに。中前にはじき返された。「失投。相手は甘い球を逃さなかった」

高校から投手をはじめた。それが、大黒柱としてチームを初の８強に導いた。「何でもない選手をここまでにしてくれた坂原監督ともっと野球がしたかった」とつぶやいた。

●坂原監督（下） 「鶴田は万全でない中、１００点満点。甲子園の勝利はチームを成長させる。守りの野球は強豪校にも通用すると自信になった」