米ニューヨークの観光名所「自由の女神像」があるリバティー島で27日、女神像近くの工事現場で火災が起き、観光客ら約3400人が島から一時避難する騒ぎがあった。工事現場の作業員1人が軽傷を負った。米メディアが報じた。
火災は同日正午ごろ発生。女神像から約60メートル離れた工事現場にあったプロパンガスのタンクから発火し、タンク三つが燃えた。安全確保のため、観光客らはフェリーで周辺の島に避難。ニューヨーク市消防局の船2隻が消火に当たり、間もなく鎮火した。女神像に被害はなく、営業も数時間後に再開された。
リバティー島では7月4日にも、女性が女神像の台座に登り、3時間にわたってトランプ政権の移民政策に抗議し、警察に逮捕される騒ぎがあった。