大リーグ・エンゼルスのソーシア監督は3日(日本時間4日)、前日に投手復帰を果たした大谷翔平について、「ひじの状態はよく、その点は満足している」と話した。大谷はこの日のレンジャーズ戦は先発メンバーから外れ、回復に努めた。
大谷、無意識に出た右手に打球が… 不安残った復活登板
「仕事はあまり」「勝手に出力が…」大谷翔平一問一答
右ひじの靱帯(じんたい)を傷めていた大谷は、2日(同3日)のアストロズ戦で約3カ月ぶりに先発登板した。二回に打球を右手で受け、腰のはりもあり、三回途中2失点、49球で交代していた。大谷は球団広報を通じ、「(練習とは違う)試合のレベルなので、多少のはりはあるけど、次回の登板も含めて、また調整したい」とコメントした。
ソーシア監督は「腰のはりや打球が当たったことは気になるが、今のところMRI(磁気共鳴断層撮影装置)検査や、エックス線撮影をするつもりはない」と、軽傷を強調。大谷の次回先発は、順調なら9日(同10日)のホワイトソックス戦が予定されている。(アーリントン=山下弘展)