米IT大手のフェイスブック(FB)とツイッターのトップが5日午前、米議会の公聴会で、11月の米中間選挙に向けた対策について証言した。経営者側は、フェイク(偽)ニュースに厳しく対処していることを訴えたが、米議会内には「保守派の言論を不当に制限している」との批判も強い。IT企業側は厳しい質問にさらされた。
5日の公聴会は、午前に上院の情報委員会、午後に下院のエネルギー・商業委員会で開催。女性経営者として有名なFBのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)や、ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)が証人として出席した。米議会から参加を求められていたグーグルの経営トップは出席せず、米議員らは「グーグルの決定に失望した」と強い不満を示した。
2016年の米大統領選では、…