配車大手の米ウーバー・テクノロジーズは6日、名古屋市内で同社のスマートフォンアプリを使ったタクシー配車サービスを始めると発表した。タクシー大手フジタクシーグループ(同市)と協業する。名古屋でウーバーがサービスを手がけるのは初めて。
対応するタクシーは当初350台で、今後さらに増やす。料金は登録したクレジットカードで支払う。ウーバー日本法人の責任者トム・ホワイト氏は「今後、日本のほかの都市でもサービスを広げたい」とコメントした。
同社が世界各地で展開するライドシェア(相乗り)は日本では「白タク」として原則禁止され、国内での事業は東京都内などでのハイヤー配車や出前サービスにとどまっている。