テニスの全米オープンで初優勝した大坂なおみ(日清食品)が使用しているラケットについて、ヨネックス社は14日、「市販品という説明は事実と相違していました」と訂正を発表した。同社によると大坂のラケットは、本人の要望を受けて市販ラケットをカスタマイズし、フレーム重量やバランスポイントが市販品と約2%違うという。これまで同社は「ほぼ市販品」と説明してきたというが、多くのメディアが「市販品」と報道。しかし、厳密にはラケットの形状なども異なっているという。ストリング(ガット)は市販品と同一。ヨネックス社は「この度は弊社からの誤った情報発信により多くの皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くおわび申し上げます」としている。