米アマゾンが20日朝(日本時間21日未明)、スマートスピーカー「エコー」の音声認識機能を使った商品やサービスを打ち出した。目をひくのは、声で操作できる電子レンジ。米国で売り出す。強みの音声認識を生かして生活家電に乗り出した形で、日本メーカーの脅威になる可能性もある。
「どこでもアレクサ」目指す リアルに進出するアマゾン
「コーヒーを1杯温めて」と呼びかけると、電子レンジは動き出す。人工知能(AI)を使ったアマゾンのスマートスピーカー「エコー」と連動。「指令」を受けとった電子レンジは、適切な温度と時間を設定し温める。
それだけではない。いつも食べる、ポップコーンなどの食品をあらかじめ登録しておくと、作った回数を記憶。食品の残量が少なくなると、自動で注文する。
AIを使って電子レンジを動かすだけでなく、その電子レンジがアマゾンのネット通販とも連動し、食べ物も調達する。
アマゾンはこれまでも「エコー…