中古販売のコメ兵(名古屋市)は、中国・北京に一般客を対象にした海外1号店を9月末に開いた。高額なブランド品を買い取り、中古販売する。
北京中心部の路面店で宝石やブランドバッグなど1千点を扱う。売り場面積は414平方メートル。主な客層は、買い取りが40代以上の富裕層、販売がブランド品に関心を持つ20代以上の女性を想定している。中国は人口が増え、ブランド品の需要が高いことから出店を決めた。「日本の高品質の店作りや接客でリユース文化の定着を目指したい」(広報)という。
コメ兵は2017年6月、北京で現地企業と合弁会社を設立して出店準備を進めてきた。今年6月にはタイの大手財閥と合弁会社をつくり、今後はバンコクへの出店を目指す。