トヨタ自動車は、人と会話ができる手のひらサイズのロボット「キロボミニ」の販売を12月で終了することを明らかにした。昨年11月から、トヨタ車の販売店やインターネットで売り出していた。専用アプリや修理のサービスは続ける。 キロボミニは座った状態で高さ10センチ。話しかけると顔や手などを動かしながら会話する。会話から持ち主の好みや出かけた思い出を覚えるほか、トヨタのコネクテッドカー(つながる車)やトヨタホームの住宅と連携し、車や家の状態について会話ができることを特徴としていた。本体価格は税込み4万2984円で、6月末時点で1万体が売れた。トヨタは販売終了の理由について「役割を果たした」(広報)と説明。得られた知見は商品開発に生かすという。 |
トヨタ手乗り会話ロボ、年内で販売終了 発売から1年
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