カリブ海の社会主義国キューバの国家元首、ミゲル・ディアスカネル国家評議会議長が10日、ツイッターを始めた。アカウントは@DiazCanelB。この日は150年前にキューバが独立戦争を始めた記念日だ。最初のつぶやきは、戦争が始まった町で開催された記念式典の会場から写真つきで投稿され、「祖国を感じる場所にいる」だった。
アカウントの自己紹介は「キューバ国家評議会議長兼閣僚評議会議長。フィデルとラウルが守ったホセ・マルティ思想の擁護者」。背景には「150年 我々がキューバだ!」と書かれ、国旗などをあしらった写真を載せた。
最初の投稿には9時間で1900以上の「いいね!」がついた。ベネズエラのマドゥロ大統領やアルゼンチンの外相のほか、キューバの反体制活動家ら1万人以上がフォローしている。(サンパウロ=岡田玄)