神戸製鋼所が30日発表した2018年9月中間決算は、売上高は前年同期比5・6%増の9582億円だったものの、純利益は15・2%減って333億円。昨秋に発覚した製品の品質データ改ざんによる顧客への補償費用や、受注減の影響による利益の減少額が約60億円に上った。
19年3月期通期では、品質不正による影響額は計110億円に膨らむ見通しだ。勝川四志彦専務はこの日の会見で「(不正による業績への)影響は大きい。再度、信頼を獲得できるよう、再発防止策を進めていく」と話した。(箱谷真司)
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