ユニーの佐古則男社長は30日の記者会見で、来年1月にドンキホーテホールディングス(HD)の完全子会社になることについて、「お互いのノウハウを共有して効果を出し、(小売業界の)荒波を切り抜けていきたい」と語った。
佐古氏は、親会社であるユニー・ファミリーマートHDの高柳浩二社長から、ユニーの全株式をドンキHDに売却する意向を伝えられたのは8月下旬だったことを明らかにした。業績改善に向けて取り組んでいたさなかだったため、高柳社長には「(売却は)早すぎるのではないかと、率直に伝えた」という。
一方、2017年に資本・業務提携を結び、「協業店舗」を展開してきたドンキHDについては、「当初考えていたより非常にまじめな社風で、顧客の満足について真剣に考えている。提携の前後で見方が変わった」と語り、さらに協業が深まることに期待感を示した。
今後5年間で、スーパー「アピ…