米グーグルで、セクシュアルハラスメントをした幹部が2014年に9千万ドル(約101億円)の退職金を受け取って辞めていたと報じられていたことを巡り、1日、全世界のグーグルで社員たちが会社から一時退出する抗議活動を行った。活動に参加した社員は数千人に上るとみられる。
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世界各地の時間帯で、1日午前11時、大勢のグーグル社員たちがオフィスを出て、近くの広場や公園に集まり、「会社がセクハラをした幹部に9千万ドルを払うために、私は毎日懸命に働いているのか」といったプラカードを掲げ、会社に抗議した。社員たちはツイッター上などに、抗議活動の様子を次々と投稿した。この抗議活動は、数日前からグーグル社内で呼びかけられていた。
米メディアによると、抗議はシンガポールなどで始まり、インド、ドイツ、ロンドン、ニューヨーク、シカゴ、そして同社本社があるカリフォルニア州のマウンテンビュー市などに広がった。参加者はニューヨークで3千人超、マウンテンビューでも数千人に上ったという。
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