トランプ米大統領は7日、中間選挙後で初めての記者会見をホワイトハウスで開いた。下院で過半数を獲得した民主党に対し、経済政策などで協力を呼びかける一方、トランプ政権の不祥事を追及するなら、「受けて立つ」と挑発した。対日通商交渉などについても語った。
トランプ氏は会見で、民主党に対し、「米国民に経済成長やインフラ、貿易、安価な処方薬などを提供するため、ともに協力しよう」と呼びかけた。その上で「民主は反対ばかり。我々は『こっちに来て、何をしたいのか見せろ』という姿勢だ」と語った。
民主が議会の調査権などを使って、トランプ氏や閣僚の不祥事を争点化した場合には、「協力と追及は同時にあり得ない。民主は、過去の対決に戻りたいなら、私には好都合だ。政治的な駆け引きなら私が圧勝する」と牽制(けんせい)した。
また、選挙結果について「私が…