大リーグの新人王が12日(日本時間13日)、発表になり、投打「二刀流」の大谷翔平(エンゼルス)が、ア・リーグ新人王に選ばれた。日本人選手としては、2001年のイチロー(マリナーズ)以来、4人目。ナ・リーグの新人王はロナルド・アクーニャ(ブレーブス)が獲得した。
大谷、新人王投票でライバルに圧勝 総得点は137
特集:新人王を受賞した大谷翔平
新人王は、全米野球記者協会に所属する記者の投票で決まる。大谷は今季、ベーブ・ルース(ヤンキースなど)以来の本格的な投打「二刀流」選手として、打率2割8分5厘、22本塁打、10盗塁、投手としては2度の右ひじの故障があったものの、10試合で4勝2敗の成績を残した。
大谷の打撃成績は、最大のライバルと目されたミゲル・アンドゥハー(ヤンキース)に打率、打点、本塁打とも及ばなかったが、「二刀流」の話題性で上回っての選出となった。
【大リーグの新人王に選ばれた日本人】年 名前 所属 守備位置 成績
1995年 野茂英雄 ドジャース(NL) 投手 28試合 13勝6敗 防御率2.54 236奪三振
2000年 佐々木主浩 マリナーズ(AL) 投手 63試合 2勝5敗37セーブ 防御率3.16
2001年 イチロー マリナーズ(AL) 外野手 157試合 打率3割5分 69打点 8本塁打 242安打 56盗塁
2018年 大谷翔平 エンゼルス(AL) 投手兼指名打者(DH) (打者) 104試合 打率2割8分5厘 61打点 22本塁打 93安打 10盗塁 (投手) 10試合 4勝2敗 防御率3.31 63奪三振