ロイヤルホールディングス(福岡市)は12日、運営するロイヤルホストの直営全213店舗で、プラスチック製ストローの提供を2019年4月から順次、廃止すると発表した。プラスチックごみの廃棄による海洋汚染対策の取り組み。
ストローを必要とする客には紙製を提供する。まず都内の4店舗で今月中にも試行する。ロイヤルホスト以外に、グループ傘下のリッチモンドホテルなどでも同年4月から廃止。グループの全ての飲食店とホテルで、20年中までにプラ製ストローを提供しなくなるという。
米スターバックスなど国内外の外食産業で、プラ製ストローを廃止する動きが広がっている。ガストやバーミヤンなどを運営するすかいらーくホールディングスも8月、20年までに国内外の全店で廃止する方針を発表していた。(女屋泰之)