日本サッカー界のスター、三浦知良に並ぶ4試合連続ゴールはなるか。サッカー日本代表のMF南野拓実(23)=ザルツブルク=は現在、代表で3試合連続得点中だ。16日午後7時半から大分市の大銀ドームで行われる国際親善試合キリンチャレンジカップのベネズエラ戦で得点すれば、歴代4位タイの記録となる。
日本サッカー協会によると、日本代表の国際Aマッチでの連続得点試合記録は、木村和司の6試合。2位は釜本邦茂、渡辺正の5試合で、4位が釜本(3回達成)と三浦(J2横浜FC)、久保竜彦の4試合で並んでいる。
4試合連続ゴールがかかっていることを報道陣に尋ねられても、南野は素っ気ない。「いつも試合が始まったときに、記録とかはまったく考えていない。自分がこの試合でいいプレーできるように、ということを心がけている」
3人の攻撃的MFの中央を担う南野は、森保監督の初陣だった9月のコスタリカ戦で代表初得点。10月のウルグアイ戦で鋭いターンからゴールしたように、素早い動きで空いたスペースに入るのが得意で、両足で正確なシュートを蹴れる。
所属クラブでも好調を維持し、オーストリアリーグや欧州リーグでも得点を重ねている。今月8日の欧州リーグ・ローセンボルグ(ノルウェー)戦では前半だけでハットトリック(3得点)を達成してみせた。
ゴールを量産できている要因に…