愛知県尾張旭市の水野義則市長(47)が、15日発売の「週刊文春」で妻以外の女性と不適切な交際をしていたと写真入りで報じられた。水野市長は16日午後に記者会見し、報道を全面的に否定した一方、「市民の不信感や不快感を招いた」と陳謝した。
週刊文春は、水野市長が女性と不適切な交際をし、女性の夫に慰謝料500万円を支払って示談にしたと報道したが、水野市長は会見でいずれも否定した。ただ掲載された写真について、名古屋市内で女性と手をつないだことは認めた。水野市長は「職員とのコミュニケーションをはかるため複数での飲み会に参加し、2次会、3次会になるにつれて人数が減り2人になった。軽率だった」と釈明した。
水野市長はソフトウェア会社勤務、市議を経て2012年の市長選で初当選。16年に無投票で再選され、現在2期目。今後も引き続き職務にあたり、週刊文春に対しては「抗議や訂正の申し入れなど様々な方法があると思うが、まだ検討中」と話した。(本間久志)