読書にいそしむ人が増える秋の夜長。本を開いた時に字が読みにくいようなら、ルーペがおすすめです。ユニークなテレビCMの「ハズキルーペ」が話題となり、昔からある手持ち型も含めて人気が再燃しています。 きりとりトレンド 話題の商品を紹介 「本当に世の中の文字は小さすぎて読めないっ!」 俳優の渡辺謙さんが大声を張り上げるCMで話題を呼んだハズキルーペ。サングラスのような形で、「お年寄りが使う虫眼鏡」というルーペの印象を変えた。 ビックカメラの通販サイトでも、売り上げの上位をハズキルーペが占める。メガネ型といっても視力は矯正できないが、視野が広く、文字を目で追うのに手を動かさなくてもいいことが利点だ。広報担当者は「両手が使えて便利。CMの効果もあり人気が伸びている」と話す。 一方、文字や物をより大きく見たい時には、拡大率が比較的大きい手持ち型が使える。高島屋大阪店(大阪市)のメガネ売り場では、ドイツ製のLEDライトつきが人気。最近はこうしたルーペ片手に散策に出かけ、コケを観察することも一部でブームになっているという。 持ち運びに便利なのはカード型。財布やポケットに入り、お店で商品の値札やラベルを確かめるのにも使いやすい。価格も数百円からとお手頃だ。 定年延長などで働く期間が長くなっていることも、ルーペの人気を支えているという。高島屋の売り場担当の昇(のぼり)康祐さん(45)は「書類を見る回数は増える一方。ルーペは一つあれば一生ものです」と話す。(米谷陽一) 踏んでも大丈夫の頑丈さ ハズキカンパニーの「ハズキルーペ」は、メガネ型で視野が広く目が疲れにくいのが売り。レンズの大きさは3タイプあり、拡大率も1.85倍、1.6倍、1.32倍の3種類から選べる。柔軟性のあるフレームで、踏んでも壊れにくい。色はルビーやパールなど8色。1万167円。 ゆがみ少なくライト付 エッシェンバッハ光学ジャパンの「モビラックス」は、LEDライトを内蔵。ゆがみが少ない角形の大型レンズ(7.5×5cm)を採用しており、拡大率3.5倍のタイプは新聞や本を読むのにちょうどいい大きさだ。付属のスタンドを使って固定することもできる。1万2千円。 財布に入る薄いシート状 ビクセンの「フレンネルルーペ」は、シート状で手帳や財布にも入る薄さ。文庫本サイズ(126×71mm)は2倍の拡大率があり、本のしおりとしても使える。重さはわずか7gで、価格は500円。名刺サイズ(42×77mm)で拡大率3.5倍の商品は、重さ2gで200円。 拡大率可変の電子式 サンワサプライの電子ルーペは3.5インチ液晶モニターを搭載。文字をゆがめずに表示でき、拡大率も5~9.5倍までの4段階で変えられる。画像を一時的に記録しておくこともできる。LEDライトつきで充電式。同社のサイトなどを通じて購入できる。1万3703円。 ◇ 主なメーカーの製品から選びました。価格は税抜き(きりとりトレンド) |
「ハズキ」効果でルーペ人気再燃 手持ち型やカード型も
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
スマホでファストパス、23日から導入 ランドもシーも
文字浮き上がる「印影」 シヤチハタが新しいネーム印
新事業創出へ 起業の拠点施設、名古屋・栄にオープン
トヨタ、米新工場の生産車種を変更 カローラ→SUVに
「これなあに?」に答えるAI搭載の玩具 パナが開発
タント、高齢者向けに工夫 ダイハツが6年ぶり全面改良
ホンダ「N―WGN」発売延期 部品不足で生産遅れ
脱24時間、店に「口外禁止」 なぜ?セブン社長に聞く
「7」の看板の灯、落としたセブン店主 でも仮眠は店内
ユニゾがHISのTOBに反発 「一方的」
VWビートル、生産80年に幕 愛された「カブトムシ」
スズキのジムニー、2.1万台リコール 燃料漏れる恐れ
日立のコードレス掃除機を回収 充電中に発火の恐れ
セブンペイ問題、古屋会長は沈黙 子会社社長は謝罪
トヨタとデンソー、車載半導体の研究開発で新会社設立へ
ハウステンボス「値下げ」へ 7千円で楽しめる施設拡大
勢い鈍る格安スマホ 大手との価格差も縮小
福岡中心部にリッツ・カールトン開業へ 23年3月予定
「甘さ」が招いた原発停止 一蹴された電力の「お願い」
シャープが関西の2事業所を閉鎖 拠点集約で効率化図る
ホンダ「N-BOX」が首位 19年上半期の新車販売
ベンツ初の電気自動車はSUV 航続距離400キロ
中央郵便局跡地の開発再始動 39階建て、ホテルや劇場
セブンペイ、踏み切らない利用停止 社長「利便性ある」
トヨタが狙う建設的破壊 「父の事業に大なた」衝撃走る










