アフリカ東部ビクトリア湖で24日、クルーズ船が転覆し、少なくとも31人が死亡した。現場はウガンダ沖で、地元警察によると、これまでに27人が救助されたが、船には定員を超える100人近くが乗っていたとみられ、死者は増える可能性がある。
事故は24日夜、同国の首都カンパラ近郊ムコノ地区の沖合で発生。事故当時、天候が悪く、乗客の多くは飲酒やダンスをしていたという。
同国やケニア、タンザニアの3カ国にまたがるビクトリア湖は、天候が急変しやすく、9月には定員超えの船がタンザニア側で転覆し、200人以上が死亡している。(ヨハネスブルク=石原孝)