26日午後3時40分ごろ、神戸市垂水区本多聞1丁目の歩道橋で、市内の小学4年生の男児(10)が階段に張られた透明な糸状のものに引っかかって転倒し、顔に軽傷を負った。県警は何者かが糸を張ったとみて、傷害事件として捜査している。
垂水署によると、糸状のものは、階段の最上段付近に両側の手すりに結ばれて、張られていた。男児は階段を上っていた際、腹部に糸が引っかかって前のめりに転倒した。小学校から児童館に向かう途中だったという。
その後、別の児童が糸に気づいて外して親に伝え、連絡を受けた小学校から「歩道橋に糸が張られていた」などと通報があった。歩道橋は通学路として使われており、階段の幅は約150センチ、手すりの高さ約70センチ。現場は山陽電鉄西舞子駅の北東約2キロ。