平成の間にカラオケで最も多く歌われた楽曲は――。平成最後の年末を前に、カラオケ機器大手の第一興商が自社データを集計し、楽曲・歌手別のランキングを発表した。
同社が通信カラオケ「DAM(ダム)」のサービスを始めた1994(平成6)年4月から今年10月までのデータを集めた。最も歌われたのは2004年に発表された一青窈(ひととよう)さんの「ハナミズキ」だった。多くの歌手にカバーされ、幅広い年代から親しまれたことが大きいという。2位はMONGOL800の「小さな恋のうた」だった。男性でも女性でも歌いやすい点が人気を集めたという。
歌手別では、浜崎あゆみさんがトップ。ミスターチルドレン(3位)やサザンオールスターズ(5位)などが続き、8位には「昭和の歌姫」と呼ばれる美空ひばりさんが入った。第一興商は「忘年会などでカラオケが増える季節。ランキングを参考に、平成を懐かしんで歌ってほしい」(広報)としている。(筒井竜平)
楽曲別ランキング
1 ハナミズキ 一青窈
2 小さな恋のうた MONGOL800
3 残酷な天使のテーゼ 高橋洋子
4 天城越え 石川さゆり
5 チェリー スピッツ
6 世界に一つだけの花 SMAP
7 Story AI
8 キセキ GReeeeN
9 I LOVE YOU 尾崎豊
10 涙そうそう 夏川りみ
歌手別ランキング
1 浜崎あゆみ
2 EXILE
3 Mr.Children
4 GLAY
5 サザンオールスターズ
6 倖田來未
7 北島三郎
8 美空ひばり
9 B’z
10 五木ひろし
※ともに第一興商調べ