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沖縄にパルコが初進出へ ZARAがお目見え、一風堂も

沖縄に商業施設のパルコ(東京都)が初進出する。本島中部、浦添(うらそえ)市の西海岸に店舗を建設中で2019年夏に開業予定だ。店舗面積は約6万平方メートルで、県内最大級という。約250店舗が入るが、ファッションブランド「ZARA」など約80店舗が沖縄に初出店となる。


地元でスーパーなどを展開する「サンエー」(宜野湾市)とパルコが合弁会社「サンエーパルコ」を16年12月に設立し、準備を進めていた。パルコの牧山浩三社長やサンエーの上地哲誠(てっせい)社長らが4日、那覇市内で会見し、施設の名称を「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」、店舗名を「PARCO CITY」にすると発表した。


建物は地上6階建てで、商業ゾーンは1~3階。4階~屋上は駐車場で約3800台が止められる。従業員は全体で約3千人を見込んでいる。沖縄に初出店となるのはファッションブランドの「トミー ジーンズ」や、博多発祥のラーメン店「一風堂」、上島珈琲店、ユナイテッド・シネマなど。国内外の観光客向けに土産用の商品をそろえた「沖縄ゾーン」も設ける。


パルコの牧山社長は「沖縄は人口が増え、成長が見込まれるマーケット。お客様の期待を超えた施設になるよう、準備を万全に整えたい」と話した。(伊東聖)


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