拳銃や実弾を密造したとして、神戸地検は4日、兵庫県姫路市青山南4丁目の会社員栗田優煇容疑者(23)を武器等製造法違反の罪で起訴した。
起訴状によると、栗田容疑者は2014年4月~16年1月ごろ、自宅で単発式拳銃1丁を組み立て、実弾139個を製造したとされる。県警が今年10月に銃刀法違反の疑いで逮捕し、その後、銃器や実弾製造に絡む容疑で再逮捕していた。
県警によると、同容疑者は市販の金属部品や鉄板を加工。火薬は花火から取り出していたという。動機については「拳銃に興味があった。観賞用として造った」と供述したという。