石油元売り最大手のJXTGホールディングスが今月にも、家庭向けの都市ガス販売事業を首都圏で始める。中核事業会社、JXTGエネルギーの大田勝幸社長が朝日新聞のインタビューに「新規参入なので、魅力的で競争力のあるものを出していく」と話し、東京ガスに比べて安い料金を掲げる方針を明らかにした。
JXTGはすでに「ENEOS(エネオス)でんき」「myでんき」のブランドで電力の小売り事業を首都圏を中心に始めており、約53万件の契約を獲得している。大田社長は「電気とのセット販売を中心に展開し、電気は100万件、ガスは10万件を目標にやりたい」と話した。
都市ガスは2017年4月に小…