アフガニスタンの首都カブール東部で14日午後7時ごろ、爆発があった。内務省によると、少なくとも市民ら4人が死亡し、90人が負傷した。
同省などによると、爆発があったのは国連やNGOなどで働く外国人職員が多く住む地区。地区は過去に繰り返し襲撃されてきたため、塀や監視台で囲まれている。塀の外で車爆弾が爆発し、周囲の建物が吹き飛ばされたという。
同日夜時点で犯行声明は出ていない。
同国では政府軍を支援する駐留米軍と、反政府勢力タリバーンとの紛争が18年目に入っている。駐留米軍を撤退させたいトランプ米政権は昨年夏からタリバーン幹部との和平協議を始めたが、戦闘やテロは収まっていない。外国人がいる公館や宿泊施設などが相次いで狙われている。(イスラマバード=乗京真知)