スポーツ庁の鈴木大地長官は15日、日本オリンピック委員会の竹田恒和会長が2020年五輪招致を巡る贈賄疑惑を否定する記者会見を開いたことを受け、「以前から話していることとあまり変わりがなかった」と述べた。東京大会のイメージが悪化している点には「会長ご自身で疑惑を晴らすべく、説明責任を果たすことになるだろう」と語った。竹田会長が会見で記者の質疑応答を受けなかったことに関しては問題視しなかった。
鈴木長官自身も東京大会の招致委員会の一員だったが、「地道に愚直にやっていた。(疑惑になっているような)大きな話は、我々末端には伝わってこなかった」と振り返った。