北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の最側近、金英哲(キムヨンチョル)党副委員長が17日夕(日本時間18日午前)、米国のワシントンに到着した。英哲氏の訪米は、昨年6月の初の米朝首脳会談の直前、正恩氏の親書を携えてホワイトハウスでトランプ大統領と会って以来。今回もトランプ氏らと会談するとみられ、2回目の米朝首脳会談の可能性が高まっている。
英哲氏は北京発の直行便でワシントンに到着。同党統一戦線部の金聖恵統一戦略室長らが同行している模様だ。米メディアによると、空港では米国のビーガン北朝鮮政策特別代表が出迎えた。帰路は、19日午後にワシントンから北京へ向かうフライトを予約しているとの情報があり、事実ならば、英哲氏は2泊することになる。
北朝鮮の非核化をめぐる米朝協…