米スターバックスを世界的なカフェチェーンに育て上げたハワード・シュルツ前会長(65)が、2020年大統領選に政党に属しない独立系候補として立候補することに意欲を示した。しかし、民主党の支持者からは同党の票が割れ、トランプ大統領の再選に利すると批判の声が起きている。
シュルツ氏は昨年6月にスターバックスの会長を退任。長く民主党支持者として知られ、同党から大統領選に挑戦するのではと取り沙汰されていた。
ところが、27日のCBSテレビの番組で「真剣に大統領選に立候補することを検討している。二大政党ではない、中道の独立系候補として出る」と語った。28日の公共ラジオNPRでも「もし大統領選が、トランプ氏か、急進左派の民主党候補かという選択になると、トランプ氏が再選してしまう」と述べ、自身が第三の選択肢になることに意欲を示した。
さらに、民主党から大統領選立…