伊藤忠商事の小関秀一専務(繊維担当)が31日、大阪市内で記者団の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。
デサント社長、伊藤忠・ワコールとの関係を語る
蜜月に亀裂 デサントに伊藤忠幹部「ほかの手段も…」
――デサント株式の公開買い付け(TOB)を決めた理由は。
「昨年秋、デサントの経営陣がファンドと組んで自社株式の買い取り(MBO)をしたいと持ちかけてきた。巨額の借り入れを伴う無謀な計画で、到底受け入れられない。このままだとラチがあかず、一気にTOBしようと決めた」
――デサントの経営のどこに問…