ニューヨーク・タイムズ紙は19日、トランプ大統領が昨年末、元顧問弁護士の捜査を担当する検事を自分の支持者に交代するようウィテカー司法長官代行(当時)に要求した、と伝えた。捜査介入を図ったものとみられるが、トランプ氏は同日、記者団に「偽ニュースだ」と否定した。
トランプ氏を「真実言わない男」 実刑の元顧問弁護士
同紙によると、トランプ氏はウィテカー氏に電話で、ニューヨーク連邦地検のジェフリー・バーマン氏を捜査の担当検事にあてるよう要求した。だが、バーマン氏はトランプ氏と面識があるとして、捜査に関与しないことをすでに表明していた。そのため、交代は実現しなかったという。
ウィテカー氏は今月、議会でトランプ氏から捜査に関して圧力を受けたことがないと証言している。事実関係によっては、ウィテカー氏が偽証罪に問われる可能性も出ている。
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