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大学再編「バブル崩壊後の企業と同じ」 中教審新会長

中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は20日に総会を開き、新会長に第一生命ホールディングス会長の渡辺光一郎氏(65)を選んだ。任期は2年間。渡辺氏は総会後の会見で、大学の再編統合について「バブル崩壊以降、民間企業が経験したのと同じようなことを考えていかないといけない」と発言し、「大変厳しいことを求められるかもしれない」と述べた。


18歳人口が減るなか、大学は定員割れなどが問題となっている。中教審は昨年も2040年の大学のあり方について答申し、連携・統合しやすい仕組み作りなどを提言した。


渡辺氏はこのほか、日本の教育はICT(情報通信技術)の活用が遅れているとも指摘。「教育の世界にICT要素をしっかり入れ込んで、無理のない形でより進歩させていくのかを考えていく必要がある」と語った。(矢島大輔)


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