「性差別、東大も例外ではない」上野千鶴子氏、入学式で——贯通日本资讯频道
您现在的位置: 贯通日本 >> 资讯 >> 教育(日语) >> 正文
「性差別、東大も例外ではない」上野千鶴子氏、入学式で

「社会にはあからさまな性差別が横行している。東京大も残念ながら、例外ではない」――。12日にあった東京大の入学式で祝辞を述べた社会学者の上野千鶴子・同大名誉教授はこう語り、「世の中には、頑張っても報われない人や頑張ろうにも頑張れない人、頑張りすぎて心と体を壊した人たちがいる。恵まれた環境と能力を、自分が勝ち抜くためだけに使わず、恵まれない人々を助けるために使ってほしい」と新入生に訴えた。


東大生と言えない女子たちへ 上野千鶴子さんの祝辞全文


上野氏は祝辞の冒頭、昨年に東京医科大の医学部入試で女子差別などが明らかになったことや、他の私大医学部でも男子の合格率が高いことを紹介。東京大でも長年にわたって入学者における女子の割合がなかなか「2割の壁」を超えないことや、4年制大学への進学率の男女差などを列挙した。


さらに、「社会に出れば、もっとあからさまな性差別が横行している」と指摘。東京大の場合は教授に占める女性の割合は7・8%、女性の学部長や大学院の研究科長は15人のうち1人にとどまり、歴代総長に女性がいないことを挙げ、「東京大も、残念ながら、例外ではない」と述べた。


上野氏はそのうえで、新入生に向かって、「頑張っても公正に報われない社会が待っている。頑張ったら報われると思えることが、恵まれた環境のおかげだったことを忘れないでほしい」と呼びかけた。自身に入学式の祝辞を担当させたことを例に、「東京大は変化と多様性にひらかれた大学」とも紹介し、「これからあなた方を待っているのは、正解のない問いに満ちた世界。未知を求めて、よその世界にも飛び出してください」と、学外を含めて幅広く体験を積むことを求めた。


祝辞を聞いた、金沢市出身で文…


新闻录入:贯通日本语    责任编辑:贯通日本语 

发表评论】【加入收藏】【告诉好友】【打印此文】【关闭窗口

相关文章

あなたに向いている学科はこれだ 大阪大がシステム開発
労働時間の3割だけで研究? 大学教員、他の仕事多く…
行方不明の留学生1610人 背景に文科省の「性善説」
法科大学院はどう生き残る 法曹養成8年→6年へ
大阪医科大と大阪薬科大、21年春に統合へ 大阪・高槻
教室の中にトイレ、銭湯2階が大学… 東京福祉大の実態
東京福祉大、不明留学生1600人に 文科省が指導
大学は10連休?8連休?3連休? コマ数確保で授業も
東京医大再不合格に「負けていられない」→国立大に合格
東大生と言えない訳 上野千鶴子氏が新入生に伝えたこと
大学入学式、スーツ黒一色の謎 減点嫌う社会を反映?
「家族と安定がほしい」心を病み、女性研究者は力尽きた
「博士漂流」問題、職に対して人募集の仕組みを 識者
「教授が旅費など9千万円を不正取得」阪大が返還要求へ
「学生確保で安易に留学生」 文科省、大学に是正意見
東京福祉大の留学生700人が所在不明 国が実地調査
東京医科大は基準「不適合」 不正入試受け初の評価変更
大学無償化に異議の教授「大卒至上主義こそ問い直しを」
「大学院が司法試験の予備校になる」 在学中受験に反発
司法試験、在学中の受験も可能に 2年短縮、最短で6年
3~4月に一気に選考進め、内定も?今年も売り手市場か
アプリで手軽、就活OB・OG訪問…潜む危険避けるには
東京医大の追加合格、半数の20人が辞退 さらに増加も
大学再編「バブル崩壊後の企業と同じ」 中教審新会長
留学生の就職先、拡大へ 大卒・高い日本語能力が条件