パナソニックは、電動アシスト自転車で最高級モデルとなるマウンテンバイクを3月1日に売り出す。100台の限定で、希望小売価格は税抜き60万円。整備されていない山道でも走りやすいようにタイヤを大きくし、両輪に衝撃を吸収する装置もつけた。1回の充電で最長107km走れる。車体は青色だが、光の加減で紫色にも見える特殊な塗料を採用するなどして高級感を出した。
同社によると、国内で現在売られている電動アシスト自転車としては最高価格だという。アシスト自転車の国内販売のうちスポーツタイプは2%程度だが、2020年度には10%になる見込みだという。パナソニックの担当者は「日本でも行動的な富裕層を中心にニーズが高まる」と話す。(神山純一)