知人女性の体に触れるなどの不適切な行為をしたとして、岐阜県警が男性警察官2人を懲戒処分としていたことが26日、県警への情報公開請求などでわかった。処分はいずれも1月30日付。県警は処分を公表していなかった。
県警監察課や関係者によると、県警は、仕事上の関係者との懇親会で酒を飲み、知人女性の体に触れるなどの不適切な行為をしたとして、県内の警察署勤務の男性巡査長を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。また、知人女性にセクハラ発言をしたとして、県警本部勤務の男性警部を戒告の懲戒処分とした。
県警監察課は、両事案を「私的行為」と判断し、警察庁が定める懲戒処分の発表指針に基づいて公表しなかったとしている。