介護施設に入所中の男性のほおを平手打ちするなどしたとして、岐阜県警は6日、特別養護老人ホーム職員、細江徹容疑者(49)=同県下呂市少ケ野=を暴行容疑で逮捕し、発表した。「回数は覚えていないが、暴行した」と容疑を認めているという。
下呂署によると、細江容疑者は勤務する下呂市内の特別養護老人ホームで、2月27日午前0時25分ごろから午前2時40分ごろにかけて、入所者の男性(83)に対し、複数回平手打ちをしたり、額を指ではじいたり、尿漏れパッドを顔に投げつけたりするなどの暴行をした疑いがある。
今月4日、市役所から署に「施設職員が入所者に暴行した」との相談があり、発覚した。細江容疑者は施設に10年以上勤務するベテランだという。署はこれまでにも暴行がなかったか調べる方針。