岐阜県警が今春の人事異動の発表に伴い、報道機関に提供した幹部の写真データの一部に「死ね」「呪」の文字が写っていた問題で、県警監察課は19日、データを加工し、警察への信頼を失墜させたとして、警察署勤務の50代の男性警部補を戒告の懲戒処分とし、発表した。警部補は同日付で依願退職したという。
監察課によると、警部補は2014年10月、県警本部内で執務中、県警が管理する職員の顔写真データを画像処理ソフトで加工するなど、不適切に取り扱ったという。警部補は当時、人事管理用の顔写真を扱う部署に在籍していた。動機については「個人に対する恨みがあった」と話しているという。公表される写真との認識はなかったという。
一連の問題が報道で明らかにな…