2日午後5時50分ごろ、岐阜県羽島市正木町不破一色の自動車関連会社「セントパーツ」の工場付近から出火、同社の鉄骨2階建て工場と同作業場の計2棟約1360平方メートルが全焼した。岐阜羽島署によると、この火事で工場に隣接する住宅3棟の壁や網戸が焦げるなどの延焼があったが、けが人はいないという。
署によると、現場は名鉄竹鼻線不破一色駅の東約400メートルの工場や住宅が点在する地域。出火当時、工場には従業員12人がおり、廃車の解体作業などをしていたという。近隣の建物に延焼の恐れもあったため、一部の住民が避難したという。住民の一人は「爆発音が何回も聞こえた」と話した。署が出火原因を調べている。