18日午後3時10分ごろ、岐阜県高山市奥飛驒温泉郷の「新穂高ロープウェイ」の職員から「異臭がして気分が悪くなった人がいる」と110番通報があった。
高山署によると、同じゴンドラに乗っていた約40人のうち、10人ほどが「気分が悪い」と訴えた。ゴンドラ内にはオレンジ色の液体があり、クマよけのスプレー缶から漏れた可能性もあるという。
ゴンドラに乗り合わせた乗客の話
ロープウェイに乗り合わせた男性がツイッターを通じて取材に応じた。乗っていたのは約40人で、新穂高温泉駅に向かってゴンドラが下っている途中に刺激臭がし始め、乗客がせき込み始めた。ゴンドラの窓を強くたたいて、苦しんでいるような人もいたという。