岐阜県警は7日、岐阜市の飲食店員の女(27)を、長男(5)に対する傷害容疑で逮捕し、発表した。岐阜北署によると、女は2月26日ごろ、自宅で長男の左肩を蹴り、鎖骨が折れる3カ月のけがを負わせた疑いがある。「私は蹴るということはしていません」と容疑を否認しているという。
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署の説明では、女と長男は長女(7)との3人暮らし。長女に虐待を受けた痕跡はなく、相談歴もないという。長男も今のところ、鎖骨以外のけがは確認されていない。署は子ども2人への日常的な虐待の有無や、動機などを調べている。
県中央子ども相談センターから翌2月27日、「子どもが虐待を受けている」と署に連絡があり、被害が発覚した。同センターは27日以降、長男と長女を保護しているという。