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大塚家具、売上高の下げ幅が拡大 セール反動で3割減

業績不振が続く大塚家具は1日、2月の店舗売上高(全店ベース)が前年同月に比べて29・9%減ったと発表した。昨秋に実施した最大8割引きの「在庫一掃セール」の効果で店舗売上高は一時的に持ち直したが、セール終了後の昨年12月以降は再び低迷が続く。


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セールで需要を先食いした反動が出て、昨年12月は前年同月比15・1%減、1月は同24・8%減と大きく落ち込んだが、2月はさらに下げ幅を広げた。前年割れは3カ月連続。


2月の既存店売上高は同21・3%減。こちらも3カ月連続の前年割れだった。


大塚家具は2月15日、日中の投資家などから資本を受け入れる財務強化策を発表したが、本業の家具販売の不振に歯止めがかかっていない。「3月以降も売り上げの急激な回復は見込めない」(広報)といい、経営再建の行方は不透明だ。(筒井竜平)


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