米民主党のヒラリー・クリントン元国務長官(71)は4日、ニューヨークのテレビ局とのインタビューで、2020年の米大統領選に「立候補しない」と語った。民主党候補者の応援など政治活動は続ける。同党から立候補に意欲を示していたマイケル・ブルームバーグ元ニューヨーク市長(77)も立候補を断念した。
クリントン氏はインタビューで「私は立候補しないが、自分が信じることのために、働き、声を上げ、立ち上がり続ける」と述べた。すでに、民主党候補者指名争いに出馬した候補者らと会い、助言などをしているという。
クリントン氏は16年の大統領選でトランプ大統領と激戦の末、敗れた。20年の大統領選に向けては、すでに多くの候補者が民主党から立候補表明しており、待望論はほとんど出ていなかった。トランプ氏は5日のツイッターで「なんてこった。彼女と再び戦えないということか? ひどく残念だ」と皮肉った。
一方、立候補が取り沙汰されて…