サヨナラしたい8つの呪縛:7 国際女性デー インタビュー特集はこちら 「若いね~。私はもう年だから」。東京都内のシェアハウスに暮らす女性(33)は、同じ家に住む年下の男女を前に、つい「おばちゃんキャラ」を演じてしまう。一方、会社では男性上司に「彼氏、いる? 結婚しないの?」と言われて、「モテないんですよ」とまた自虐。「自虐した方が楽で場がなごむ。でも、正直もう疲れた」 自分を低くみせ、へりくだることで、円滑なコミュニケーションを図るのは男女共通。でも、「おつぼね様」などと結婚していない女性を揶揄(やゆ)する言葉があり、特に女性は、年齢や容姿、結婚、恋愛について自虐してしまいがちだ。 テレビをつければ、独身であることを自嘲的に語って笑いを取る女性の姿は日常的だ。読売テレビ(大阪市)が今年1月から放送を予定していたドラマ「ちょうどいいブスのススメ」は、女性芸人が書いたエッセーが原作だが、タイトルが「誰にとってちょうどいいのか」などと批判を浴び、変更を余儀なくされた。 なぜ、自虐してしまうのか。精… |
自虐の「予防線」もうやめて 犬山紙子さんの心の守り方
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