タレントとして活躍しつつ、年齢の近い3人の娘を育てている熊田曜子さん(36)。結婚前から「子どもは3人ほしい」と思っていたそうですが、3人目が生まれると、それまでの子育ての考え方が変化したそうです。日頃の育児への工夫とともにうかがいました。
3人育児はカベだらけ シッター断られ、自転車は乗れず
子育て世代のページ「エムスタ」
――昨年、第3子を出産しました
20代の頃から「子どもは3人ほしい」と思っていました。昔から、きょうだいが3人いると、家庭内で社会ができるって言いますよね。ケンカの仲裁をしたり、モノを譲り合ったり。そういったことを家庭で自然と学べるっていいなと思って。夫にもお付き合いしているときから、意思を伝えていました。
――仕事も続けています
ありがたいことに私と夫の親、兄家族も近くに住んで応援してくれています。仕事があるときは、子どものお世話をお願いしています。子どもの数が増えた分、家族の負担も大きくなるので、お願いする頻度や時間は自分なりに考えているつもりです。
また、同時期に出産した仕事仲間も多く、こまめに情報交換をしています。分からないことがあれば聞ける、相談できる人がいるのは幸せなことだと感じています。
――これまでの生活と変わったことは
寝るときは、三女に授乳しながら長女や次女の足を順番にマッサージしたり、ものを取りに行くついでに部屋の中を整えたり。家ではとにかく動き回り、ずっと両手がふさがっている感じです。同時に複数のことをこなす能力が身についたかな。
準備をする習慣も身につきました。まだ近場にしか行っていませんが、30分は余裕をもつよう心がけています。急がせたりイライラしたりすると、余計に時間がかかるので。
万が一、子どもたちがグズグズしたときのアイテムも、多めに用意します。食べ物だったらおにぎり、牛乳、バナナ。子どもの大好きなキャラクターが登場するDVDとシール、お菓子まで持っていけば「なんとかなる」と思えます。
――三女は0歳児。お世話が大…