(17日、フリースタイルスキー全日本選手権 男子デュアルモーグル)
初戦から決勝まで、計5本。全て圧勝だった。「自分にチャレンジできた」と堀島行真(中京大)。2連覇の結果より、充実した内容にこそ手応えがあった。
理由は、全長200メートルのコースにある。雪不足の影響でスタート、ゴールの位置が従来よりそれぞれ10メートル近くゲレンデの上方に設けられたため、世界一に輝いたこともある堀島が「今までに経験がない」と語るほどの「世界屈指の難コース」を舞台にした戦いになった。
最大斜度35度という急斜面だ…