日本競輪学校は5日、2018年平昌五輪フリースタイルスキー・モーグル男子で銅メダルを獲得した原大智(22)=日大=が特別選抜試験に合格したと発表した。5月9日に入学式が行われる。
原は「競輪選手になるためにスタートを切る準備が出来たと思う。やるからには、誰にも負けないようにベストを尽くしたい」と日本競輪学校を通じてコメントを出した。関係者によると、今年は競輪に集中する意向を示しており、本人が近く方向性を明らかにする見通し。
原は今年2月の世界選手権でモーグルとデュアルモーグルの2種目で銅メダルを獲得。1月のワールドカップ(W杯)でも初の表彰台となる3位に入るなど、好成績を収めている。次回冬季五輪は22年に北京で行われる。
日本競輪学校の特別選抜試験合格者は原で8人目。過去には1998年長野五輪スピードスケート・ショートトラック男子500メートルで銅メダルを獲得した植松仁らが合格した。