第91回選抜高校野球大会が開幕する23日、阪神甲子園球場のグラウンド整備をする「阪神園芸」が監修したグッズに、ローラー式の粘着テープ「コロコロクリーナー」が加わる。税込み1千円で、球場を運営する阪神電鉄が球場内と球場のオンラインショップで販売する。
阪神園芸のグラウンドキーパーは、高校野球やプロ野球の試合で、悪天候にも負けずにグラウンドを整え、ゲームを支える。ファンからは「職人技」と称賛され、注目を集めている。
阪神電鉄は昨年3月から「職人技」シリーズのグッズ販売を始めた。今回はコロコロクリーナーのほか、ふせん(600円)、フェイスタオル(1千円)、Tシャツ(2500円)の計4種類を発売し、全11種類になる。
「コロコロ」は、職人技を支える商売道具「トンボ」をモチーフに発案したという。「イニング間のグラウンド整備と一緒に、コロコロでお部屋掃除ができます」(球場の物販担当者)という自信作だ。(波多野大介)