アジア最大級の格安航空会社(LCC)、エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)が、名古屋市内で朝日新聞などのインタビューに応じた。三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中の国産ジェット旅客機MRJについて、「東南アジアの路線向けに20機買いたいと思っている」と述べた。
フェルナンデス氏は昨年11月に三菱航空機に購入の提案をしたといい、「MRJはグループが保有する機体には短すぎる滑走路でも離陸できる能力があり、魅力がある」と話した。
一方、傘下のエアアジア・マレーシアが新たに8月から中部空港―クアラルンプール(マレーシア)を結び、週4往復すると明らかにした。中部空港には同じく傘下のエアアジア・ジャパンが本社を置き、2017年10月から中部―新千歳、19年2月からは中部―台北(台湾)を結んでいる。